タバコ農家、心止め編

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順番が逆になってしまいましたが、今回は心止め、という作業にについてお話ししたいと思います。


前にお話ししましたが、タバコにも花が咲きます。が、もちろんタバコの葉には使われません。笑

なので、かわいそうなのですがお別れです…ハサミでバッサリと…


タバコの茎は、花が咲くまでは背丈が伸びていきます。なので花が咲いた、もしくは花が咲きそうになったら大体同じ高さに合わせて茎から切り落とします。その心止めのタイミングがタバコを育てるにあたって大事なのだそうです。

心止めをする事により、花が咲くために使われる養分が葉の方に回り、葉が大きくなり、肉付きも良くなるそうです。

その後もしばらく時間をあけ、葉が成熟してから収穫。という流れです。


余談ですが、成熟しそうな葉が雨が降るとまた若返る。という事が起きます。

成熟し始めると段々と緑色が抜けて、黄色に近づいていくのですが、雨の数日後にまた緑色が濃くなっていきます。

もちろん茎ごとに成長、成熟の早さは違うので、そのタイミングを見極めて収穫となります。それが中々に難しいし、面白いです!