タバコ農家茎起こし、成長抑制剤散布編

今回は、タバコの葉にしっかりと身を付けるための、大切ですが地味な作業です。笑

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写真では分かりづらいかもしれませんが、この茎達、風の影響で風下側に傾いてしまっているのです。
それを手で軽く押しながら、少し風上側に傾けて土壌の方を足で踏み固めて直して行きます。そのまま放っておくと、茎は太陽の方に伸びていくので、曲がった茎が出来てしまい後々に面倒な事になるのだそうです。
同時に先日書いたわき芽も一緒に取り除いていく、といった流れで作業していきます。
例のわき芽ですが、最初は小さいのですが…

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放っておきすぎると…

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こんなサイズに…

茶色いサンダルが僕の足(25.5cm)なのですが

、50〜60cm位にまで伸びてしまうのです。

葉が不完全でタバコには使えない上に、使える葉に行くはずの養分を持っていってしまい、他の葉の成長を阻害してしまうので、しっかりと間引いていきます。


その後に、そのわき芽を生えるのをある程度抑えるための、コンタクトという抑制剤を何回かに分けて茎の上の方から流してかけて行きます。

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作業車を使って撒いていきます。

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茎に満遍なく行き渡るように茎の上の方からさーっと。

これで完了です!


ちなみに、タバコもちゃんと花を付けます。

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てっぺんの方にちょこんと乗っているのですが、以外と綺麗…